【実録】月商130万への転換点。9月から売上が爆伸びした「単価設定」と「需要選択」の全戦略


「毎日必死にリサーチして、メールを返して、梱包しているのに、手元にお金が残らない……」

2025年の夏、私はそんな「物販の迷路」に迷い込んでいました。売上は40万円前後、利益はわずか5万円程度。趣味とはいえ、労働量に対してのリターンが見合わず、疲弊し始めていたのが本音です。

2025年4月から始めたカーパーツせどりの収益は以下の通りです。

4月-14,000円(赤字スタート)

5月37,000円

6月24,000円

7月50,000円

8月48,000円

大体5万円前後が最高額です。

しかし、9月を境に景色は一変しました。売上は125万円へと一気に跳ね上がり、翌10月には132万円を記録。このブレイクスルーの裏側には、マインドマップに凝縮された「負のループ」からの決別がありました。

今回は、私が赤字時代から脱却し、一気に突き抜けた戦略の裏側を、さらに踏み込んで全公開します。


1. 「1万円前後の壁」という底なし沼。なぜ、安価な商品は時間を奪うのか?

かつての私の主力商品は、1万円前後のパーツでした。「まずは手頃な価格から」という初心者にありがちな心理ですが、マインドマップに記した通り、ここには**「稼げない人の3つの罠」**が潜んでいます。

① 競合の多さと価格競争の激化

1万円前後の商品は、仕入れのリスクが低く、誰でも参入できます。結果として、同じ商品を扱うライバルが溢れ、わずか10円、100円の差を競う「泥沼の価格競争」が始まります。出品した瞬間に相場が下がる……そんな不毛な戦いに私は疲弊していました。

② 「売れても儲からない」という現実

売上が1万円あっても、そこから手数料、送料、梱包材を引けば、利益は数千円。さらに「いくらで売るのが正解か?」というリサーチに時間をかけすぎてしまうと、時給換算ではアルバイト以下になってしまいます。

せどりにはリサーチ→品番コードの取得→画像作成→文章作成→出品作業→落札後のメール対応→発注→発送

大きく分けただけでもこれだけの作業があります。1つの商品を出品するのには大体1時間前後の時間がかかっています。

数千円でも利益が出ればいいですが数百円の利益を得るために1時間の作業をしていると利益も伸びにくいです。

利益率10%とすると10万の利益を得るためには100万円の売り上げが必要です。

100万円売り上げるには1万円のものを100個販売、、、、

1日換算で33個前後、、、、

こうなるとかなり厳しくなってきます。

③ メール対応に「時間」が溶けていく

これが最も盲点でした。不思議なことに、安価な商品ほど「細かい質問」や「過度な値引き交渉」が多い傾向にあります。

  • 「これ、あと500円安くなりませんか?」
  • 「私の車に合わなかったら返品できますか?」
  • 「もっと別の角度からの写真が見たいです」こうした「サブトピック(本筋以外のやりとり)」に追われ、肝心のリサーチや出品の時間が奪われる。「時間かかる」の正体はこれでした。


2. 「単価を2万円以上」へ引き上げたことで見えた、新しい景色

9月から、私はメインの取り扱い価格を「2万円以上、時には5万〜100万円」へ大きくシフトしました。これによって、ビジネスの質が劇的に変わりました。

中には100万円以上の商品もありますが1万円~10万円の商品が主力となります。

「売る数」ではなく「売る質」を変える

月商100万円を目指すとき、1万円の商品なら100個売らなければなりませんが、5万円の商品なら20個で済みます。10万の商品ならば10個で済みます。

発送回数、メールの件数、発注管理、出品の手間。これらが5分の1になる一方で、売上は維持、あるいは向上する。この「高効率な物販」への移行こそが、副業プレイヤーである私が生き残るための唯一の道でした。

顧客層の変化

単価が上がると、不思議と顧客の質も上がります。2万円以上のパーツを買う層は、自分の車に強いこだわりを持つ「良質な顧客」が多く、質問も「納期はいつか?」「確実に適合するか?」といった、前向きな取引を前提としたものに変わっていきました。高額商品の客層には上限が高い人が多いです。(カスタムのためならいくらでも出す。)


3. 需要を「カスタム」に一点集中させた理由

マインドマップの右下にある「需要の種類」。私はここを徹底的に分析しました。

  • 事故・修理・消耗品: これらは「マイナスの状態をゼロに戻す」ための需要です。顧客は「安さ」と「スピード」を最優先するため、価格競争になりやすく、満足度も上がりにくい。
  • 輸出: 夢はありますが、海外配送のトラブルや言語の壁など、初心者がいきなり全力投球するにはリスクが伴います。

そこで私が行き着いたのが、「プラスアルファの価値を求めるカスタム需要」でした。

「今の車をもっとカッコよくしたい」「自分だけのこだわりを出したい」という層は、商品の価値(正規品であること、独自加工されていること)を理解してくれれば、高単価であっても喜んで購入してくれます。


4. 結論:9月の成功が教えてくれた「捨てる勇気」

9月の飛躍は、何か新しいことを始めたというより、「今までのやり方を捨てた」ことによるものです。

  1. 「誰にでも売ること」を捨てた(カスタム好きに特化)
  2. 「安い商品」を捨てた(2万円以上の高単価へシフト)
  3. 「自分で発送する手間」を捨てた(製造元からの直接発送を強化)

現在は1,600出品まで増やしていますが、その根底には「この商品は誰の、どんなこだわりを解決するものか?」という明確なフィルターがあります。もしあなたが今、作業量に比例して利益が上がらないと悩んでいるなら、一度その「1万円の商品」をすべて取り下げてみる勇気を持ってみてください。