今から参入する人が“最初に捨てるべき幻想”5つ|簡単に儲かるは嘘です

「簡単に儲かる」を最初に否定して、信頼を取りにいく

「スマホをポチポチするだけで月収100万」
「1日10分でOK」
「会社辞めました」
「世界中旅してます」
「高級ホテル暮らし」
「毎日仲間と最高です」
「スタバでMacBookカタカタ」

…SNSでこういう投稿を見ると、心が揺れます。分かります。
でも、カーパーツせどり(ヤフオク運用)の現実は、だいたい真逆です。

  • リサーチ、リサーチ、リサーチ、リサーチ…
  • 出品、出品、出品、出品…
  • メール対応、メール対応、メール対応…
  • 配送、配送、配送…

正直、作業は地味だし、最初は全然楽しくない。
ただ、それでも続ける価値がある理由は一つ。
誰にも頼らず、自分の判断で稼げるから。

相場を分析して、需要を読んで、当てる。
これは“マーケティングの快感”で、会社員だとなかなか味わえない種類の気持ちよさです。

今日は、これから参入する人が最初に捨てるべき「幻想」を5つにまとめます。
(最初に否定するのは、説教じゃなくて“信頼の土台”を作るためです)


幻想1:「スマホポチポチで完結する」

インスタの“映える成功談”は、だいたいこの型です。

  • 1日10分
  • スマホだけ
  • 誰でも月100万
  • 会社辞めました
  • 旅しながら暮らしてます

でも現実は、こう。

現実:作業は「地味な反復」そのもの

  • リサーチ(相場/売れ筋/適合)
  • 出品(タイトル/写真/説明文)
  • メール対応(適合確認/送料/発送)
  • 梱包・発送(スピードと丁寧さ)

そして、この反復をやってる間は、基本“キラキラ”しない。

じゃあ何が面白いのか?

面白いのはここです。

  • 相場を読む
  • 需要のクセを掴む
  • 自分の読みで売れる
  • 利益が出る

つまり、これは「作業ゲー」じゃなくて 判断ゲー
“映え”より“読みが当たる快感”が報酬になります。


幻想2:「誰でも同じ商品を扱えば稼げる」

「売れるパーツ一覧」みたいな情報は多いけど、真実はこうです。

現実:同じ商品を扱う人が増えた瞬間、価格競争が始まる

人気商品ほど、出品者が多い。
出品者が多いほど、比較される。
比較されるほど、最終的に“安い順”に吸い込まれる。

だから、勝つには「差別化」か「ズラし」が要ります。

  • 適合情報が丁寧
  • 写真が分かりやすい
  • 状態説明が誠実
  • 発送が早い/やり取りが早い
  • 送料条件が明確

“同じモノ”でも、売り方の信頼で勝てるのがカーパーツの面白いところです。


幻想3:「送料はゆうパケットで数百円」

これ、初心者が一番踏む地雷です。
「送料はなんとなくでOK」
「どうせポスト投函」
この感覚のまま行くと、ほぼ確実に一度は事故ります。

現実:送料は上がりがち。利益より先に“送料が勝敗を決める”

送料は「引かれるもの」じゃなくて、戦略的に計算するもの

ホイールやバンパー系は、送料だけで数千円になることも普通にある。
さらに、北海道・沖縄・離島が絡むと、追加料金で破壊力が上がる。

Hikaruの過去の例みたいに
「サイズ感の読み違い→一撃赤字」
これが起きるのが送料事故です。

対策:送料は“先出し”で逃げ道を作る

出品文にはこれを固定で入れておくと事故が減ります。

  • 送料:全国一律○○円
  • ※北海道・沖縄・離島は追加料金がかかる場合があります(事前にコメントください)

幻想4:「人気車種なら何でも売れる」

クラウン、アルファード、ハイエース…
人気車種って聞くと「何でも売れそう」に見えます。

でも現実は逆。

現実:人気車種ほど“供給も多い”ので、普通のパーツは埋もれる

人気車種の「標準グレードの余り物」は、供給過多になりやすい。
結果、二束三文になりやすい。

じゃあ、狙うべきは何か?

  • 特別仕様車専用
  • 限定グレード専用
  • 社外ブランドで“指名買い”が起きるもの
  • 特定スペック(色・素材・形)が刺さるもの

つまり、人気車種は「何でも売れる」じゃなくて、
“指名買いされる条件があるものだけ強い”

ここを理解すると、無駄な仕入れが減って一気に楽になります。


幻想5:「クレームは0にできる」

最初はこう思います。

「ちゃんとやればクレームはない」
「丁寧に説明すれば防げる」
「誠実にやれば大丈夫」

…残念だけど、現実は違います。

現実:クレームは一定数ある(最初から狙ってくる人もいる)

どれだけ丁寧でも、完璧を求める層は必ずいます。
そして、悪意を持ってくる人もゼロにはならない。

HIKARUの実体験のように、

  • 「新品なのにキズがある」と言われる
    → 写真を撮っていたので守れた(これは非常に有効な対策)
  • 「落札者の車合わないから返金」と言われた
    → 返金したら商品が戻らない(多分最初からこれがねらいだった)
    → 警察に相談しても実務的に難しい(被害額は12000円、警察もこれくらいではうごけません)
    → できることは悪い評価対応くらい

こういう“理不尽”は、ゼロにはできない。

対策:0を目指すのではなく「最小化する仕組み」を作る

プロがやってるのは、精神論じゃなく仕組みです。

  • 事前に適合確認を取る
  • 状態説明は細かく、写真を厚く
  • 発送条件(発送までの日数、送料の例外)を先に書く
  • ヤフオクの画像仕様に合わせて、証拠が残る形で出す

ヤフオクは画像に仕様があり、
1枚5MB以内/最大10枚/1200pxを超えると縮小されます。
最初からこの仕様に合わせて整えると、写真の“証拠力”が上がります。

状態表記にもガイドがあるので、ここに寄せて書くと「思ってたのと違う」を減らせます。


最後に:幻想を捨てた人だけが“伸びる”

ここまで読んで、「うわ、キツそう…」と思ったなら正常です。
むしろ、その感覚がある人の方が伸びます。

なぜなら、幻想が消えた瞬間から、やるべきことがシンプルになるから。

  • リサーチで勝つ(相場と適合)
  • 出品で信頼を取る(タイトル・写真・説明)
  • 送料で事故らない(先出しと計算)
  • クレームをゼロにせず、仕組みで小さくする

地味だけど、ここを積み上げると強いです。