1日の作業を“分解”してみた(どこが利益に直結する?)
── リサーチ・出品・改善・梱包の時間配分
「今日も作業したのに、利益が増えた実感が薄い…」
これ、カーパーツせどりをやってると一度はぶつかります。
でも冷静に分解すると、利益に直結する作業と、やらないと回らない作業と、やっても利益が増えない作業が混ざってるだけなんですよね。
今日は、僕が実際に回している作業を「リサーチ→出品→落札後→配送→改善」に分解して、どこが“利益のエンジン”なのかをはっきりさせます。
(結論から言うと、利益はほぼリサーチで決まります)
0) まず前提:カーパーツは“端から見たら負け”
カーパーツはとにかく量が膨大です。
「端からリサーチしていく」やり方だと、時間がいくらあっても足りません。
実際、車1台はネジまで数えると約3万個の部品でできていると言われています。なので“全部見る”は構造的に無理ゲー。
裏を返せば誰にでも参入のチャンスあります。
だから勝ち筋はこうなります。
- 端から見る → 情報量に潰される
- “利益が出るゾーン”だけ狙い撃つ → 時間が利益に変わる
この記事は、後者のための「時間の使い方」を書きます。
1) 今日の結論:時間配分はこう考える(利益の直結度)
ざっくり言うと、作業はこの4つに分かれます。
- リサーチ(利益の設計)
- 出品(売上の回収)
- 落札後対応(トラブルの回避)
- 梱包・発送(評価と回転率の維持)
+改善(未来の時短)
目安の時間配分(例)
- リサーチ:40〜55%
- 出品(写真/タイトル/説明):30〜40%
- 梱包・発送:10〜20%
- 改善(テンプレ/ショートカット/画像一括):5〜10%
この配分の狙いは一つで、“利益が出るかどうか”を最初に確定させること。
「リサーチが弱いまま出品を頑張る」は、頑張った分だけ無駄が増えます。
2) リサーチ:利益が出るかはほぼここで決まる
僕の感覚では、利益の8割はリサーチで決まります。
なぜなら、リサーチは「仕入れ判断」ではなく、利益の設計だからです。
2-1. 重要ポイントはここ:オークファン+品番取得
僕が重視してるのは以下の2点。
- オークファンで相場感(レンジ・頻度)を掴む
- 品番を取る(適合ミス=返品=利益消滅を防ぐ)
オークファン(相場検索の入口)
https://aucfan.com/search1/ Source
※PartsFanは今回ツール側で本文取得に失敗したので、リンクは貼るだけにします(検索には使えます)
https://partsfan.com/search/jp/
2-2. “良い商品”の定義:利益率×回転率×作業負荷が軽い
カーパーツは、極端な商品が混ざります。
たとえば僕は昔、30万円のリアウイングが50万円で売れたことがあります。利益は1撃で15万円です。
利益率としては夢があります。
でも現実はこう。
- 利益率:高い
- 回転率:最悪(1年に1個売れれば良い方)
- 在庫期間:長い
- 資金拘束:大きい
- トラブル時のダメージ:でかい
つまり、利益率だけ高い商品は“ビジネスとしては弱い”ことがある。
こんな商品はめったにありません
だから狙うのはバランスです。
- 利益率:一定以上(大体10%前後)
- 回転率:月1以上が理想(最低でも継続売れ)
- 作業負荷:重すぎない
- 返品/破損/適合ミスの確率:低い
2-3. リサーチを“端から”やらないための考え方
車1台=部品約3万個という前提がある以上、戦い方は「削る」しかありません。
僕はリサーチ時にこう切ります。
- 回転が見えない(売れた履歴が薄い)→切る
- 送料が読めない(大型/重量/壊れやすい)→切る
- 適合が複雑で確認コストが重い→切る
- 価格が安すぎて送料で死ぬ→切る
ここで切れるようになると、時間が増えます。
時間が増えると、良い候補に触れる回数が増えます。
結果、利益が増えます。
3) 出品:人気商品ほど“差別化しないと埋もれる”
人気商品は、誰でも見つけられます。
だからこそ、出品者が多い。つまり比較される。
そして比較されると、最後に残る要素はこの2つです。
- 検索に出てくるか(露出)
- 信頼できそうか(文章と写真)
3-1. タイトル設定のやり方:検索されなければ存在しない
「検索に引っかからない=存在しないのと同じ」
これは本当にそう。
必須で入れるべきはこれ。
- メーカー
- 車種
- 年式
- グレード
- パーツ名(検索される通称)
タイトルで迷ったら、“検索窓に打たれる順”で並べるのが最強です。
3-2. 写真:中古は「傷の説明」が価値になる
中古の写真は、キレイに見せるより分かりやすさが重要です。
- どのパーツか一発で分かる全体
- 取付部(ツメ・穴・固定部)
- キズ・汚れのアップ
- 付属品が全部わかる
- サイズ感(メジャー添え)
ヤフオクは画像アップロードに上限があり、
1枚5MB以内/最大10枚/1200px超は縮小されます。なので最初から揃えると楽です。
3-3. 説明文:適合一覧で“取りこぼし”を防ぐ
説明文の狙いは2つ。
- 買う人の不安を消して「値下げ」ではなく「納得」で買わせる
- 検索ワードを拾って取りこぼしを減らす
おすすめは「一覧化」。
- 車種
- 年式
- 型式
- グレード
を箇条書きや表で出す。
これをやると、
「自分の車でもいける?」の質問が減ります。
質問が減ると、作業が減ります。
作業が減ると、出品が増えます。
出品が増えると、売上が増えます。
4) 落札後:返信速度は“信用スコア”になる
落札後に大事なのは、派手なことじゃなくて
- 早い
- 丁寧
- 情報が揃ってる
この3つです。
そして、ここで必ずやるのが品番確認。
僕は過去に品番確認をしてなくて返品対応を食らったことがあります。
この一撃で、利益が吹き飛びます。
しかも時間も取られます。
なので、落札後は「テンプレ+確認項目固定」が正解です。
4-1. 落札後メッセージ(テンプレ)
そのままコピペで使える形にします。
【落札直後テンプレ】
件名:ご落札ありがとうございます(発送予定のご案内)
本文:
この度はご落札ありがとうございます。
発送までの流れをご案内します。
- お届け先情報のご確認
- 適合確認のため、下記情報をお知らせください
・メーカー:
・車種:
・年式:
・型式:
・グレード:
※不明な場合は車検証の情報でもOKです。
確認でき次第、発送準備に入ります。よろしくお願いいたします。
【適合が不安な場合の確認テンプレ(柔らかめ)】
適合は年式・型式・グレードで変わることがあるため、念のため確認させてください。
お手数ですが「メーカー/車種/年式/型式/グレード(分かる範囲)」を教えていただけますか?
確認後に発送いたします。
【発送完了テンプレ】
発送手配が完了しました。
追跡番号:XXXX
到着まで今しばらくお待ちください。
到着後、問題なければ受取連絡をいただけますと助かります。
5) 配送:早いほど良い。ただし“予防線”は張る
配送は早ければ早いほど良いです。
理由は明確で、早いほど
- クレームが減る
- 評価が上がる
- 資金回収が早い
- 次の仕入れが回る
になります。
ただし、現実として毎回即日発送は難しい日もある。
なので出品文側で「最大で1週間ほどかかる可能性」を書いておくのは強いです。
- 遅れる可能性を先に言う(信用)
- 実際は早く出す(満足)
この順番が一番安全。
5-1. まとめて取引(同梱)対応も“事故りやすい”ので知っておく
同梱や送料調整は、慣れてないとトラブルになりがちです。
ヤフオクには「まとめて取引」があり、出品者側の手順が公式で案内されています。
「まとめて取引OK」にするなら、テンプレとルール(同梱可能条件、サイズ上限)を先に決めておくと事故が減ります。
6) 改善:利益に直結しない。でも“未来の利益”を増やす
改善は、今日の売上は増えません。
でも、1ヶ月後の出品数を増やします。
僕が効果を感じた改善は、基本これだけ。
- 画像の一括リサイズ(1200px基準に統一)
- テンプレ(説明文・落札後メッセ)
- 作業の分業化(曜日固定など)
画像については、さっきの通りヤフオク側に仕様があります。
1200px超は縮小、1枚5MB以内、最大10枚。この仕様に合わせるだけで無駄が減ります。 Source
7) 「結局どこが利益に直結する?」の答え
最後に短くまとめます。
- 利益に直結:リサーチ(相場+品番=事故回避)
- 売上に直結:出品(タイトル=露出、写真・説明=信頼)
- 利益を守る:落札後対応(返信速度+品番確認)
- 回転率を上げる:配送(早い+先に予防線)
- 未来の利益:改善(テンプレ・一括処理)
そして大前提として、カーパーツは膨大で、端からやると時間が死ぬ。
車1台の部品はネジまで数えると約3万個。だから「狙い撃ち」が正解。

